■イントロダクション

第87回 アカデミー賞® 撮影賞、録音賞、音響編集賞 ノミネート
第15回 AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)アワード ムービー・オブ・ザ・イヤー
第86回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 ブレイクスルー演技賞(ジャック・オコンネル)
第25回 シカゴ映画批評家協会賞 有望俳優賞(ジャック・オコンネル)
第9回 ダブリン映画批評家協会賞 ブレイクスルー賞(ジャック・オコンネル)
第21回 全米映画俳優組合賞 スタント・アンサンブル賞
第42回 サターンインターナショナル賞 アクション・アドベンチャー映画賞
第14回 シネマ・フォー・ピース賞 最優秀映画賞
第19回 ハートランド映画祭 真の感動作賞
第12回 アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞 第7位

この精神(こころ)は、絶対に折れない。
47日間の漂流、そして2年間の収容所での生活を不屈の精神で生き抜いた一人のオリンピック選手の感動の実話。
1936年のベルリン・オリンピック5000mで驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)。イタリア移民の子として育った彼は、第二次世界大戦で空軍爆撃手となる。ザンペリーニを乗せた爆撃機が海に不時着。彼は47日間の漂流の末、日本軍に見つかり捕虜として東京の大森収容所に送られてしまう。かつて、1940年に予定されていた東京オリンピックへの出場を望んでいたザンペリーニにとって、皮肉なかたちでの東京行きであった。収容所では、彼に対して病的な執着を見せる渡辺伍長による執拗な虐待を受けるが、ザンペリーニは不屈の精神で耐え抜き、終戦によって遂に解放されるのだった。
数奇な運命に翻弄されながらも屈することなく、自らが信じる道を進んだルイ・ザンペリーニ。彼の半生を綴ったローラ・ヒレンブランド(『シービスケット』)のベストセラー原作をアンジェリーナ・ジョリーが映画化。戦争という極限状態でどちらかを断罪することなく、人間個人の尊厳を見事に描き切った。「世界はこんなにも苦痛に満ちています。今、私たちが求めているのはこのような物語なのです。闇の中でも光を求めてやり抜く男の旅。私たちを助け、鼓舞し、目覚ましい何かを示してくれ、人生を肯定的に見ることが出来るようにしてくれる物語」と監督のアンジェリーナ・ジョリーが語るとおり、戦後70年経った現在にも通じる普遍的な作品となっている。

アンジェリーナ・ジョリー監督第2作を支えるハリウッド一流スタッフと若手キャストの魅力
アカデミー賞®を始め、数々の受賞歴を誇る女優であると同時に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として人道支援活動にも積極的なアンジェリーナ・ジョリー。近年、監督業にも積極的な彼女が『最愛の大地』に続く2作目として選んだのは、過酷な人生を生き抜いたルイ・ザンペリーニの物語。彼の人生に惚れ込んだ彼女は、オリンピック出場、空中戦、海上での漂流、そして収容所での生活といった様々な要素を見事に一本の映画にまとめている。そしてアンジェリーナ・ジョリー監督のもとにハリウッドの一流スタッフが結集した。共同脚本の一員としてコーエン兄弟が名を連ね、撮影は『ファーゴ』『007 スカイフォール』のロジャー・ディーキンス、音楽は『アルゴ』『グランド・ブダペスト・ホテル』のアレクサンドル・デスプラが担当している。
ザンペリーニを演じるのは、『ベルファスト71』『名もなき塀の中の王』などの好演で注目され、GQメン・オブ・ザ・イヤー2015にも選ばれたジャック・オコンネル。過酷な状況のなかでも自らを失うことなく生き抜く男を見事に演じている。ザンペリーニと共に47日間の漂流を生き延びたフィル役には、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソン、渡辺役はミュージシャンとして活躍し映画初出演となるMIYAVI、同じ捕虜のフィッツジェラルド役に『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』のギャレット・ヘドランドといった、フレッシュな顔ぶれが本作を更に魅力的にしている。

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